幻燈と新内とおはなしの会に行く
→ 「小川未明」 1923年の作品・「野ばら」 にプークが1952年、幻燈化したもの。
とてもシンプルなものだが、プークベテランの弁士の活弁で、いきいきと戦争のむなしさがしみ込んでくる作品。
「世界が100人のむらだったら」 の作者、池田香代子さんの話。
もとは「9・11」 以降、アフガンで平和活動をしている人たちに経済的援助をしたい・・ということから、この本がうみだされたという。
統計学的うらずけは 勿論だが、昔話の世界的土台があったので、あのやさしい語り口が生まれてきたらしい
最後は 新内 → 岡本宮之助
→ 実際は 紋付袴をちゃんと着ていた。
「新内」 をこんなにじっくり聞いたのは初めて。おもに「吉原」 を根城に発達したが、 貧しい階級の中で、守り育てられたという。
朗々たる声量で、反戦をうたいあげる 「岡本文弥師匠」 が作ったという 「西部戦線異状なし」 戦前にこんな反骨芸能人がいたんだなぁと驚く。
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