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2016年7月25日 (月)

花森安治

Yjimage4NHK日曜美術館 「花森安治」  を見た。 ご存じ 「とと姉ちゃん」 に出てくる花山編集長がモデル。 
戦前は大政翼賛会の一員として 「一億総火の玉だ!」などのキャッチコピーを創った人ともいわれる。
 戦後の荒廃の中で叫ぶ。 「 男には毎日のくらしなどより 大事なものがあると思い込んでいた。 そんなものはなかった。 毎日の暮らしを犠牲にしてまで守ってたたかうものなどなにもなかった。 人間のくらしは何ものにも優先して一番大事なもの。  それは何ものもおかしてはならない。 たとえ戦争であっても。」
≪灯りをともす言葉  花森安治≫0695dd311

いま、ひどい目にあわされているのは、
政府でも、政治家でも、大企業でもありません。
ぼくらです。
そのぼくらを助けたり、
まもったりしてくれるものなど
どこにもありはしないのです。
そのぼくらが、
政府あたりでなんとかしてくれるだろう、と
ぼんやり甘えていては、
そのたびに、こっぴどく、
ひどい目にあわされてきたのです。     
01142006b1〈国をまもる〉とか
〈国益〉とかいいます、
そのときの〈国〉という言葉には、
ぼくらの暮らしやいのちは
ふくまれていないはずです。
あの戦争の末期、
ぼくらは、豆かすや、
大豆や、芋がらなどを食って、
飢えをしのいでいました。Yjimage7
白米などは、ほとんど
配給されなくなっていました。
特攻隊が毎日のように飛び立ち、
ラジオは毎日のように、それを報道しました。
あの人たちに、せめて前の晩くらいは、
白いご飯を腹一杯食べさせているだろうか、と
おもったりしました。
ぼくは編集者である。
ぼくには一本のペンがある。
ぼくは、デモにも加わらない。
ボクは坐りこみもしない。
ぼくには、一本のペンがある。

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コメント

煩わしい美辞麗句に彩られた宣伝の頁がない此の雑誌を、私はどれだけ愛したことだろう(*´-  
それも全て貴方の一本のペンから生まれた (^^)/
妥協をせずに貫いた貴方のあなた方の編集精神にのーべる賞を贈りたいくらいですm(__)m

雀さん
素晴らしい!! すごい意識を幼い時からもっていたのですね。
私なんざ、この雑誌の名前を知っていたくらいで
手に取ったこともありませんでした。
テレビ放送を毎日楽しみに見ていて、戦後こんなに
努力した人たちがいたんだ、と感心している位なのです。

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