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2017年5月 9日 (火)

本 ひとのあかし

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上の詩はチェルノブイリの町の様子を詠んだ詩。

「ひとのあかし」 という本はフクシマで起きていることをすべて18年も前に見通して歌った詩人、若松丈太郎さんの作品。

2011年3月11日以降にこの詩と出会う読者はみんな驚嘆して、鳥肌が立ち、読み返して再び驚く。(本の紹介 より)21
今回のフクシマ原発事故に意味があるとするなら、それはわたしたちが変わってゆくためのまたとない機会を得たことです。4つの大きなプレートがぶつかりあっている日本列島に原発はふさわしくない発電方法であることが、今回の事故によってあらためて実証されました。                      (若松丈太郎「あとがき」より)

以上の文にこの本の真価が凝縮されているので、なにもいうことがなくなってしまった。Img_20170510_0002
若松さんのいう 「変わっていくためのまたとない機会を得た」 と予言的に行った詩人のそばから、もうフクシマのことは忘れた、とでもいいたげに次々と原発の再稼働。 人間がある日から突然消えていくことの不条理を何とも思わない。

18年も前にこの本はそれを見通した。2012年、詩人のアーサー・ビナードさんが平易な英語に翻訳。世界にむけての本になった。

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