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2017年7月15日 (土)

映画 「母」

Yjimage1三浦綾子原作、山田火砂子 監督の 劇映画 「母」を見た。プロレタリア作家小林多喜二の母の数奇な人生を縦軸に、波乱に生きた息子多喜二が社会のなかでどのようにいきていこうとしたのか、社会は多喜二をどう受け止めてきたのか、を横軸に展開。

おりしも、戦前の治安維持法を思い起こさせる 「共謀罪」が国会で成立。戦前、自由にモノが言えなかった時代、に多喜二は小説を通じて、 人が幸せに、普通に生きる権利を追求しようとした。 それを治安維持法は国体の転覆をねらう人物として次々に逮捕、拷問。Dsc_90461
築地署の当時の責任者は安倍所長。2時間にわたる拷問の末に死亡した多喜二を引き取った友人たち。官憲の手を恐れてどの病院も解剖、つまり死因の特定をしようとはしなかった。 多喜二の死を悼み かけつけた友人たちによって、拷問のすさまじさが解明されていった。

字も読めず、社会の仕組みにも 無学だった母、しかし、この時ばかりは 「裁判にもかけず、よくも大事な人の息子を こんななぶり殺しにしたもんだ!」と叫ぶ。O04800547137464736881

多喜二は社会の現実を見つめ、社会に問おうとした。 「蟹工船」しかり、 これは2009年ごろ、非正規雇用問題がクローズアップされたころ、50万部も売り上げた。 今でさえ、社会のひずみを問題として、論議されているが、当時は 国体の破壊者としてきびしく弾圧された。

Img_20170716_0001思えば、生前私の母は「戦前、家の近くで共産党が捕まるのを見た。怖かった。共産党は悪者だと思っていた。] くりかえし、そんな話をしていた。

真摯に生きることが難しかった時代,  多喜二の母は息子を信じ続け、愛し続けて人生をキリストに託して最後を安らかに逝った。い。

上映予定は表のとおり、ぜひ多くの方に見ていただきたい。

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コメント

こちらでも福島か 郡山で見られそうです このところですっかり すっかり出不精になりましたけど 何とか都合して行ってみたいと思います

雀さん
良かった。そちらでも上映するようですね。
この監督tの山田火砂子さんはすでに85歳ですが、かくしゃくとして
近年ずっとヒューマンドキュメンタリー劇画を撮られています。
私達もまだまだ先がありそう。
彼女を見習って出来ることをやりましょう。
「足」は甘える。甘えるのも友情、甘えられるのも友情。
甘えて友情が深くなることもいくらでもある。

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