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2017年7月20日 (木)

九州北部豪雨

81あの九州の北部豪雨からすでに2週間、死者34人、7人の人が行方不明となっている いたわしい災害。

報道によれば、朝倉市を走る国道386号沿いはつぶれた家、たまった泥がひび割れしている田んぼが続き、日田市小野地区の土砂崩れ現場はいまだ被災直後と同じ様相。

この中山間地の谷にある集落は壊滅的打撃、被害が甚大にもかかわらず まだ激甚災害指定がされていない。 しかし、その指定がされても 自治体負担が残って、市の財政はパンク状態になるだろうと朝倉市森田市長。

人の復旧がまず第一だが、朝倉市にある国の史跡文化財に注目したい。Hqdefault1

この地域は古来干害の被害になやまされていた。たびたびの干ばつで 水車が建設された。

 この地域を流れる堀川用水の周辺は勾配があり、そのままでは山側の農地は水を得ることができない。そのため、この水車群が考案されたという。堀川用水の水面より高く持ち上げることで、山側の農地に水を送った。蒸気も電気もエンジンもなかった二百五十年前の江戸時代。流れる水を動力に、その力で自動的にくみ上げるこの水車群は、先人たちの英知の結晶。25f960878231e49cf4975e91453e69521
いまだ、現役として活躍しており、毎分約六トンという迫力ある揚水量を誇っていた。

← 災害二日前に撮影した3連水車

当時のかんがい技術を結集した三つの水車は、その水の流れを絶やすことなく、現代まで三十五ヘクタールの農地を潤しているのだから凄い。ゴットンゴットンと音をたてながら「田んぼのSL」として親しまれている。

平成二年には、「堀川用水路水車群」として国の史跡文化財に指定された。 この水車群があの強大な濁流に流されなかったというのもすごい。Maxresdefault1
地域の人たちは地域の文化としても家や地域の片付け、復旧とともに3連水車の復旧にも力を注いている。

安倍さんが陣中見舞いに行ったときに、たしか 「一刻も早く激甚災害指定をします。」 といった。いまだ、激甚災害指定がされていないことに驚くが、かの森田市長は訴えている。

「東日本大震災のように復旧、復興にかかる費用を全額・国負担としてほしい」、と強調している。

まったくもってもっともな話だ。遠くにいて、「ボランティア」もできないし、カンパだって雀の涙ほどもできない私だが、税金をこのようなところにはしっかり使ってほしいと声を大にしていおう。

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コメント

本当に 昔の人の知恵には 感心させられることが 往々にしてありますね🙏
福島の 吾妻連峰 の麓にも 信玄 堤 またの名は かすみ 堤 という 昔の人の 知恵の結晶の様な 優れた 堤防があります いつか ご案内できると良いですけど

雀さん
今年は家人の病気などで喜多方に行くことはできなかったけど
来年はもっと早くホテルを予約してそちらにも行きたい。
ハルさんにも頼んでぜひ案内してもらいたいものです。

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