無料ブログはココログ

リンク集

« ベードーヴェンと柳 美里 | トップページ | 映画 鎌倉物語 »

2017年12月26日 (火)

プーク・12の月のたき火

Maru1今日は「プーク」の人形劇、「12の月のたき火」。 人形劇場プークは、「すべての人に平和と幸せを」をかかげて、大人にも子供にも楽しい人形劇を1929年の創立以来創りつづけている。 あの戦争の時代にも名前こそ変えても趣旨は変えずに頑張ってきた劇団だ。 専用の人形劇場を持つのも数少ない。Yjimage1

この「12の・・・」はスロバキアの民話 「森は生きている」をベースにプーク創立者の川尻泰司が演出プランを立てた。 「働かない者は傲慢な人間」 という旧ロシアチックな考えも かい間みえるが、メインは「なによりも大切にしなければならないのは、その作品の中を流れる心の美しさが、豊かに舞台からあふれ出すこと。」 を掲げて、十分に堪能できる舞台となっている。Yjimage2
操り人形を主軸に、仮面人間、板人間、、そして森の火の妖精は、圧巻。操り人形の伝統性を巧みに使いこなし、小さいながら舞台いっぱいに踊るさまは主役に匹敵するほど舞台を楽しく豊かにしてくれている。

19人もの人が登場するのに、わずか6人ですべてをこなすのもプークの技術の高さだろう。 

これは1971年に初演、以来今年で42回目の公演。打ち日はすべて満席。そして、スタッフもそれなりに若返りの変化を遂げている。 私としてはあの「わがまま母親」の声が興味深い。 Tさん、Hさんと変わり、今回のベテランさん。 しかし、どんどんやさしくなっているような気がする。T さんは超ベテランらしくもっと憎々しげ、 Hさんは2年で卒業。この初々しいベテランさんに今後を期待したい。

ともあれ、プークの持つ「心の美しさが、豊かな舞台からあふれ出るような人形劇」 を私たちもつくりたいもの。そのお手本の頂点に立つ「プーク」にいつも感謝、感謝。

« ベードーヴェンと柳 美里 | トップページ | 映画 鎌倉物語 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/164077/66202563

この記事へのトラックバック一覧です: プーク・12の月のたき火:

« ベードーヴェンと柳 美里 | トップページ | 映画 鎌倉物語 »