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2018年1月24日 (水)

今昔物語

813060240153431読書は精神的・物理的休養の意味を込めて読むときが多い。したがってむずかしい本は読めない。

図書館でふと目にした 現代語訳 学研 日本の古典 尾崎秀樹 の 「今昔物語」を読む。 A4大の大型本。180ページの中には現代に残る絵などを豊富に収録。

芥川龍之介の「羅生門」 や 「鼻」 ,「芋粥」などは有名だがあれは意訳であり芥川流に膨らませている。 こちらはかなり直訳に近い(と思う)Yjimage5_2
三つの大きな巻からなる 天竺(インド)、震旦(中国)、本朝(日本) におおまかに分かれ 1巻から31巻まであり、当時(12世紀ごろ)の日本人がいだいていた ほぼ全世界の説話を集めた作品。 それは千話を超え、源氏物語をはるかに超える分量Yjimage3_2
ドキュメンタリーチックな装いながら ファンタジーを折りまぜ、 内容の豊富さ、話種、の多様さ、主人公たちの属する階層、 話の舞台となった地域の幅広さにかけては 他の古典文学とはくらぶべくもない、という。

内容も 恋と人情と笑い、 悪行と忌憚、 宿報と怪異、 知恵と勇力、惑いと救い、 などなど仏法を説きながら、人生を語る。 

各ページごとを彩る絵も見事。その時代・地域 の生活、様式、思い などが かすれてはいてもなお残る極彩色の絵巻物などなど。 豊富な絵図に見とれる。

この 「鼻」 なんぞを読んでいると、自分の安いプライドも思わずひっこめなければと思う。

サークルでは、たびたび「リズム感がない」といわれる。これはほんとのことだから仕方がない。 、アンダースロー、オーバースローの演技が出来なくて「英語がわからないの!」 と とびかう。

英語ね、現地では日常会話に毛の生えた程度、これじゃ、多少ともわかるなんていえないわね、 はいはい、安いプライドを捨てましょう、 今昔物語も案外教訓になる。中国語はヒヤリングがダメなのよ、なんて「みえ」ははらないようにしましょう。

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