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2018年1月17日 (水)

猫魔ゖ岳の妖怪

018327_011孫のインフルエンザで娘からヘルプを頼まれブログはしばしお休みだった。孫に半年位前に送った 福島の民話 「猫魔ゖ岳の妖怪」 という本を改めて読む。

福島県の伝説4話が収録されている。八百板 洋子再話、斉藤 隆夫 絵によるきれいな大型絵本。

人間と自然が共存することのむずかしさと、自然がもたらす恵みのありがたさをつたえてくれる。 共存することのむずかしさ、といえば23年前の 「阪神・淡路大震災」、「3・11東日本大震災」もまた思いだされる。

① 会津地方の伝説 猫魔ゖ岳の妖怪、  とおい昔、磐梯山の西に、妖怪が住む山があった。この山は山菜の恵みを村人たちにたんと与えてくれる山だったが、妖怪は殿さまの奥方をさらった。 鉄砲撃ちの名人だが、心のやさしい若者が選ばれ、妖怪退治をすることになった。018327_in011_2
妖怪は子猫にばけて、退治をあきらめさせようとしたが、若者は本懐を遂げる。 妖怪はいなくなったが、若者の心は晴れない。  山の恵みを守ろうとした自然がいたのだろうか?

② 伊達市山舟生の伝説  天にのぼった若者。 山舟生村に不思議な子どもが現れた。村人はみんなですくすくとこの子を育てた。 雷神様の子だったのだ。あるときたき火の煙と共にこの子は天に帰った。以来この村の桑畑には雷がおちなくなったということだ。

018327_in021③ 福島市笹木野の伝説  大杉の精に恋した娘。 村人は娘をだますような「木の精」を倒すことにした。木は切っても切ってもすぐに立ち直ったが娘は泣く泣く村人のいうことをきいた。木は とうとう切られ、橋になった。橋になっても娘を呼び寄せ、娘は「大杉の精」とともに動かなくなった。

④松川地方の伝説  おいなりさまの田んぼ   怪我したきつねを助けたじい様とばあさま。きつねはすくすくと成長。お礼にもみだねをおいて消えた。 そのもみだねからは毎年豊かな黄金のみのりがなった。

このような伝承昔話は人としてのあり方、自然への畏敬の念を常に問いかけている。侮るなかれ 昔話。

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コメント

登山教室の第二回目が猫魔岳でしたけど、時はバブルの最盛期、猫魔に大型スキー場が出来るかどうかと言う時期でした😵
あのとき雄しさわの山道を気持ちよく歩いた辺りは、あっと言う間にどんどん開発、観光地化されて見る影もなくなりました😱誰の為の自然だったのかと思います🙇

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