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2018年8月11日 (土)

腹話術台本 トノサマガエル

       とのさまがえる     2018・8月

私 ・和尚の雰囲気     かえる ×

〇 みなさま、こんにちは、暑い、暑いといっても9月はもうすぐ。お月見団子を思い浮かべて 残暑をのりきりましょう。 さて、今日の友達は かえるくん  なにか悩みがありそうです。

× おいら とのさまがえる、でもね 最近 おなかが痛くて。和尚さん どうしたらよかんべ。

〇 あ、それならな おなかに虫がいるせいだから、むしを食べるかえるを飲み込むといい。

× じゃ、あっちの池で悪さばかりをしているウシガエルを飲み込むとしよう。   ※ かえるを捕まえるまね。 ああ、おなか痛いのはなおった。 でも まてよ、あれれ 

〇 なんだ、なんだ、 今度は?

× おなかの中で かえるが歩いている。 きもちわる~~い。 なんとかして。

〇 そうか、じゃ、かえるをのみこむへびを飲み込むのがよかろう。  

× へびね、へび。 どこだ、どこだ? あ、いた。 よし、こいつを飲み込むとしよう。 ごっくん。 あ、今度は蛇が体中をはしりまわっている。  止まらない、止まらない。 どうにも止まらない    ※ と、 「どうにも止まらない」 の曲にのせておどりまくる。

× 和尚さん  何とかしてください。 体が 止まらない。

〇 そうか、じゃ へびを飲み込む 雉を飲むのがよかろう。

× 雉ですか。 よし、キジね。 あ、いた、いた、 あそこにいた。 ではキジを  ゴックン。  ケーン、ケーン、ケーン。 和尚さん、 ケーン、 鳴き声が止められない 、ケーン ケーン。

〇 そうか、では 雉をうつ猟師を おなかの中にいれてやろう、 あ、これこれ、猟師さん、 このこのおなかの中のキジを 退治しておくれ。

× はやく はやく  はい、ごっくん。 バーン、バーン(ディスタント・ボイスを使って) 和尚さん、今度はおなかの中で鉄砲をやたら 打っている。体に穴があいちゃう。

 よし、猟師をやっつける 鬼をいれてやろう。

× ごっくん。 わ~~、鬼が猟師を捕まえようとして 体中 はしりまわっている。

 よし、今度は 鬼退治の豆だ。 鬼はそと、おにはそと

 和尚さんが蛙の口に まめを放り込むしぐさ。

× あ、おにがおしりの穴から逃げてった。 あ~~すっきり。和尚さん、ありがとうございました。

これは、新潟県に伝わる 「まわりもちの運命」という昔話をヒントにしたものです。

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コメント

 トノサマガエルが全部自分より大きい存在を呑み込み、どんどん巨大化していく展開がドキドキしますね。最後だけは小さい豆なので無理なく入り、それで鬼が逃げてすっきり解決するオチ。私はとのさまガエルのお腹がいつ破裂するかと、心配していたのですが、最後だけでも普通に終わってよかった、と思いました。
 日本の民話の荒唐無稽さは、それを作ったご先祖様の心やその時代の社会状況を想像させて、ひととき、遠い昔に浸ることができます。面白いお話、ありがとうございました。

ブルーはーとさん
お久しぶりでございます。 すてきなコメントをありがとうございました。
ほんとに、庶民の願望が表れているのでしょうか。
ロシア民話の 「大きなかぶ」、日本の「ねずみの嫁入り」など
力が弱く見える 庶民が最後に勝つというお話。
民話というものの哲学を感じます。
荒唐無稽だから楽しい、でも なんだかハッとさせられる、
いいですね。民話って。

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