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2019年1月11日 (金)

おらおらひとりでいぐも

Yjimage1ひところ評判になった「おらおらひとりでいぐも」を読んだ。

荒筋・・・・74歳、ひとり暮らしの桃子さんはつぶやく。
結婚を3日後に控えた24歳の秋、東京オリンピックのファンファーレに押し出されるように、故郷を飛び出した。
身ひとつで上野駅に降り立ってから50年――住み込みのアルバイト、結婚、二児の誕生と成長、そして夫の死。
「この先一人でどやって暮らす。こまったぁどうすんべぇ」
40年来住み慣れた都市近郊の新興住宅で、ひとり茶をすすり、ねずみの音に耳をすませるうちに、桃子さんの内から外から、過去の思い出と共に、家族、友人たちの声がさまざまな内なる声になって話しかけてくる。
捨てた故郷、疎遠になった息子と娘、そして亡き夫への愛。悲しみの果てに、桃子さんが辿り着いたは 「おら、おら ひとりでいぐも(私は一人で生きていく)」だった。

これは青春小説の対極として 玄冬小説の誕生 と言われる。 玄冬小説とは……歳をとるのも悪くない、と思えるような小説のこと。
新たな老いの境地を描いた。Pop011

参考までに 論語 にはこんな言葉がある。
  ① 青春    :16歳~30代前半      学を志す
  ② 朱夏前半:30代前半~40代後半  身を立てる / 惑わず
       後半:40代後半~50代後半  天命を知る
  ③ 白秋    :50代後半~60代後半  耳に従う
  ④ 玄冬    :60代後半~          矩を超えず

この本の95%はひとりつぶやき。 いい加減にしてよ、と思う頃「ああ、私も独りになったらこうなるのかな」 てな恐れと現実をみつめなさいよ、という声に呼ばれる。 私の場合、「玄冬」だけど、あらがう人生の真っただ中だから、反面うなづきながらもこんな風には生きない余生をつかむ、という気持ちだ。

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